アドセンス2
2013年9月25日水曜日
映画のリアル 「燃えよドラゴン」
「いまさら映画批評」というジャンルを作って今更感のある映画を見て、雑文を垂れ流そうかなと思っています。
で、最初に選んだのが「燃えよドラゴン」です
見た事がない人に軽く説明をするならば、イメージ通りのブルースリーがとにかく、イメージ通りのアクションをする映画と言うのが最適でしょう。
そんな40年前のアクション映画がなぜ、未だに名作と言われ続けているのか。
この映画に紛れも無いリアルがあるからです。
アクションスター、ブルースリーが実際に武術が強いのかは定かではないですが、映画の中でブルースはノースタント、ノーCGでとにかく相手をばったばったと叩きのめします。
身体能力を最高にかっこ良く見せる為に作られた映画なのです。
アニメーションだろうと、CGだろうと、ワイヤーアクションだろうとどれだけそれらの技術を極めたところで、ブルースが醸し出すリアルの迫力にせまることは間違いなく不可能なのです。
もはや映画のキャラクターとしてのブルースではなく、ブルースリーというひとりの人間が映画になってしまったからこそ風化せず、未だに名作として残り続けているのです。これこそがリアル!
あと、ストーリーもこの手の映画にしては興味深い。
アヘン戦争、そして租界と英国に蹂躙されてきた香港を舞台に、中国人マフィアが逆にイギリス人のブロンド美女をクスリ漬けにしてしまうというのは、この映画自体が西洋に対するカウンターアタックとして作ったぜ!というメッセージの現れなのでしょう。
名作という名に間違いないです!
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